我が子を世界で活躍する子に育てる方法を学ぶ|ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集

とにかく面白い・・・
のだが、実を言うと一度は読むのをやめてしまった。
少し説教くさい部分が多くて、自分には合わないと感じたためだ。
それから、数年後、改めて読んでみて、その破壊力にやられた。
読み直そうと思ったきっかけは、子供の教育において、たくさんの情報収集が必要だと感じたため。
人類史上でも類まれな成功者を排出するユダヤ式の教育がどんなものかを知りたかったのだ。
そして、読んで、すぐさま実践して、自分自身の人生が変わってしまったのを感じた。

◽️この本の魅力

この本はユダヤの家庭で子供の頃に聞かされるヘブライ聖書の中の寓話がたくさん出てくる。ざっと37つ。
必ず一つは胸に突き刺さる寓話と出会えるであろう。
僕自身は、日本に生まれ育って、さまざまな日本の古典的な寓話を読み聞かされてきた。 代表的な例が、ありとキリギリス。うさぎと亀。
日本人の好きな、能力が努力に勝る的なお話。
やっぱり子供の頃に見聞きしたものの価値観って影響力がめちゃくちゃ強いと感じるのだけど、骨の髄までそういったマインドって染み込んでいると思うのだ。
ところが、ヘブライ聖書では、そんな話は皆無。
・どうやってリスクマネージメントをするのか。 ・どうすれば成功者に認められることができるのか。 ・どうすれば心を穏やかに保つことができるのか。
そんなことを伝える寓話ばかりなのだ。 それが我々、日本人にとっては斬新であり、新鮮すぎて面白い。

◽️小さく稼げ、欲張るな

個人的に、とても印象に残ったものの一つに、 「小さく稼ぎ続ける」というマインドがあること。
僕は、とかくより儲けたい、よりたくさんのお金が欲しいという思考がどうしても強かった。
一攫千金の思想はないと思っていたが、そんなこともなかった。
やっぱりお金が手に入るなら、 1万円よりも100万円の方がいいじゃないか。
でも、極論、タルムードではそんなこともない。
それを象徴するのが、「ナポレオンとニシンの話」
詳しくは割愛するのだが、これには驚かされた。
僕はこれを午前4時だかの真夜中に読んだのだけど、すぐさま大好調だったS&P500(米株)の売り注文を出した。
元が大した金額ではないのだけど、それでも自分にとっては、ほぼ初めての経験だった。
好調ないま、欲を張らずに、利益を確定させてみようと考えたのだ。
「とにかく今できることで小さく稼ぐ。欲張らない。しかし、それを繰り返す。」
そんなことを実践してみたかったのだ。
結果的に、とてもいい経験になった。この経験はこれからどんなビジネスに関わっても活きると感じる、大きな一歩だった。

◽️物よりも、目に見えない価値を重じる

この本の終わりの方に、 「メロディーを買った青年」という話がある。
これも、楽しみのために、詳細を伏せるのだけど、 これにもびっくりした。
正直、自分の価値観と、全くの正反対だったからだ。
多分、妻に同じことをしたら、とても怒られると思うのだけど。笑
迫害の多かったユダヤ人にとっていかに物質ではなく、知識、能力、技術が尊いものなのか、それがとても伝わるお話だった。
僕は今、英検1級を取るために、勉強をしているのだけど、めちゃくちゃ励みになった。
今のタイミングでこのお話に出会えて良かった。

◽️最後に

もっともっとヘブライ聖書の教えを学んでみたいと思ったが、まずはこの本を年内にもう一度読み直したい。
あまり再読をしない自分が、そんなふうに思った。
まさしく、バイブルとして、ずっと手元に残しておきたい一冊。
子供や家族をはじめ、大切な人には皆に読んでもらいたい。
もちろん、読んだだけでは意味がないのだが、この本の寓話を通して、子供にもいい影響を与えられる親に少しでもなろう。
そう決意すらさせる一冊だった。
ありがとう。